美容業界へ転職し、美容師免許を取るため通信の学校へ入学しました。
美容師免許を取るためには、通信の学校の場合卒業までに最短3年かかります。
入学時は20代後半でしたが、その3年の間に結婚や妊娠出産の転機がありました。
それでも学校の先生や家族の協力のもと、浪人をせず3年で卒業、無事に美容師国家資格を取りました!
妊娠中や産後をどのように乗り越えたか、実習などはどうしていたのか……
妊婦の頑張りの記録です!
美容師免許はどうやってとる?
取り方は二種類
- 昼間・夜間課程は2年以上
- 通信課程は3年以上
最低でもこの期間学校に通います。
国家試験は実技と筆記がある為、働きながら免許を取る【通信課程】は3年の間に少しずつ座学と実習の授業を行っていきます。
スクーリングはどう乗り越えた?
通信の場合、在学中はレポートを提出する課題と、実際に学校へ登校する「スクーリング」があります。
スクーリングは試験対策の実習が主になるので(カットやパーマなどを実際にウィッグで練習します)
ここをまとめて休んでしまうと後で取り返すのが大変……
それを乗り越えられたポイントは
- スクーリングが毎週行われる学校だった
- コロナ禍になりスクーリング授業がリモートになった
ということでした。
もちろん、入学時に妊娠を見越して…なんてことはないので、たまたまでした。
スクーリングで通学する頻度は学校によって異なり、3年間毎週1回通う、春と夏に集中して通う(夏に10日・冬に10日)などさまざまですが、
私は毎週通う学校だったので、スクーリングが集中している期間をガッツリ休むよりは欠席回数が少なく
取り返しやすかったのかなと思います。
ちなみに、予定日2週間前から産後3カ月までの3か月半休学しました
もう一つは、コロナ禍になりスクーリングも一部リモートになったことが産後の私にはある意味助かる部分でもありました。
自宅でリモート授業になったおかげで、赤ちゃんの様子をみながら泣いていたら声をかけたり、休み時間には授乳もできました。
産後リモートになったのは偶然のタイミングでしたが
もし美容師免許を通信で取りたいと考えている人がいたら、スクーリングの通学頻度が集中的か毎週かというのは
学校選びのときにきちんと考えて選んだ方が良さそうです。
学費や合格率も大事ですが、通いやすさと仕事の休みの取りやすさも同じくらい大事でした。
産後、休学分を取り戻す
産後3カ月で通信学校に復帰しましたが、そのときは【育休中】になるので仕事はお休み
リモート授業から通常の通学になってからは、定期の授業に加えて、学校が指定してくれた補習日に補習をうけて
休んだ3か月半分に追いついていきました。
その間は家族に一日赤ちゃんをみてもらったり、実家から母の助けをかりて
なんとしてもこれ以上休みが増えないように通いました。
なぜなら美容師免許国家試験のチャンス年に2回しかないからです。
落ちてしまったら、半年後にもう一度実技の練習をみっちりする期間を設け試験を受けなければなりません。
半年後は仕事にも復帰しているし
また子どもを一日預けて学校に通うのは今以上にきっと大変…
子どもが産まれたことは、絶対に今回で受かる!という決意にも繋がりました。
そして結果、実技筆記ともに合格し美容師免許を取ることができました!
いろいろなことがうまく働いて合格できたと感じた
リモート授業で子どもをみながら授業を受けられた期間があったことや、
試験本番の時期は子どもも成長しある程度の時間母親と離れても大丈夫だったことなど
色んなタイミングがうまく働いてくれたこともあり
妊娠・出産→国家試験という時期を乗り越えることができました。
自分も精一杯頑張ったつもりだけど色んなことがそうなるようにできてるのかな、と思ったきっかけでもありました。
それならこのブログも今始めたことに意味があるのかな、と思ったりもしてこの記録をかいてみました。
お読みいただきありがとうございます。